高気密・高断熱でパッシブデザインな家を建てる話 〜於 泉北ホーム〜

泉北ホームで契約した施主が、高気密・高断熱かつ、住みやすくて長持ちする欲張りなマイホームを目指す物語。

ショールーム見学 ~リクシル編~

みなさんどうもこんにちは、くのーるです!




現在くのーるは設計打ち合わせと延期になっていたショールームの見学で毎週末あちこち走り回る日々を過ごしております。
何なら仕事よりバタバタしてますねぇ…(^_^;)


そして今回はリクシルのショールームに行ってきたのでその記録をば。




くのーるが見学したのは南港にあるショールームです。
予約時間の10分前には到着したにもかかわらず、すごい行列ができていました。


入場前に体温測定と手指消毒をします。


エレベーターも密回避のため、1組ずつです。


担当のお姉さんと挨拶をかわし、案内が始まります。




泉北ホームでは、水回り設備・床材・建具などほぼ全てでリクシルが標準で選べるようになっているため、すべての案内を受けると膨大な時間となってしまいます。


お姉さんからも「見学したいコーナーはありますか?」と簡単なアンケートがあったため、キッチンと洗面台を中心に案内していただくことになりました。


この時点で、既にキッチン=トクラス、浴室=TOTO、窓=YKK AP、床材・建具=大建、という形で決まっておりました。


洗面台は完全に未定、キッチンはリシェルSIのセラミックトップ(ラパートトープ)に、トクラスのテノール(ソルティホワイト)以上の感動があるかどうかです。


というわけで、まずは洗面台です。


泉北ホームではLCという洗面台が標準となっています。
そこからW1000の洗面台か、W750+収納棚250の組み合わせのいずれかを選択する形です。


くのーる家では、洗面脱衣室を一般的な2帖から倍の4帖にし、ランドリースペースを設置しています。そこに収納棚を置くつもりです。


また洗濯機上にも稼働棚を設置するため、収納は足りていると判断。


W1000の洗面台の大きさに惹かれ、こちらを選択することに。


くのーるが洗面台に求めるものは、自動水栓くらいで、これも標準となっているため特に問題なく採用候補となりました。




続いてキッチンへ


さっそくラパートトープの実物を見たのですが…




あ、あれ?


いや確かに、色は素敵でいいなとは思ったのですが。


なんだろう、それだけでした。


何が気に入らなかったかといわれると、難しい。


シンクとの間につなぎ目があったり、言語化できる部分もあるのですが、やはり一番は感動がなかった。


特にラパートトープのセラミックトップの手触りが好みではなかったですね。


リシェルSIが標準であったとしてもトクラスを選んだと思われるくらいに、くのーるとしては期待外れ(?)でした。


セラミックトップの機能面もテノールによりカバーされているため、もはや勝負ありといった形になりました。




さて、本命のリシェルSIの採用がなくなり、結果としてはリクシルからは洗面台だけが選択肢に残ったのみとなりました。


泉北ホーム以外でもよく採用されているメーカーだけに、意外な結果かなと個人的には思っております。




というわけで、リクシルショールーム見学は終了です。


最後に泉北ホームの施主にということで、併設されているレストランでのお食事券がもらえました!!


これがまた豪華でびっくりしました!




ステーキランチです!!
とてもおいしく、ドリンクバー・スープバー付きで大満足でした!(価格にして約2,500円)




見学を終えたときは、全体的にイマイチなイメージでしたが、終わりよければ全てよし!ということで、大満足で家路につきましたとさ。








ここまでご覧頂きありがとうございます!よければ次の記事にも来てくださいね!以上、くのーるでした(^_-)

ショールーム見学 ~トクラス編~

みなさんどうもこんにちは、くのーるです!




設計打ち合わせもスタートし、動き始めたくのーる家のマイホーム計画。
そんなくのーると嫁ちゃんは、先日キッチンの本命であるトクラスのショールームに行ってきました。


くのーるとしては何としてもワークトップにテノールを採用したいところ。
テノールとは、トクラス独自の熱強化アクリルプロテクトという技術によりエンボス加工が施され、熱・傷・汚れに強くなっているワークトップです。


これまでくのーるはカタログなどを活用して、嫁ちゃんにテノールの魅力をPRしてきました。


しかし嫁ちゃんは「実物見るまで分からん」の一点張り。


ここは何としてもショールームで実物を見学し、採用にまでこぎつけたいところ。


くのーるとしても実物を見るのは初めてですし、先日新色のソルティホワイトが登場したことにより、期待もさらに高まっておりました。


さあそしていざショールームへ!




ショールームにて担当の方と挨拶を交わし、いざ散策!


一目散にテノールのモデルキッチンへ!



(ここで痛恨のミス!写真のことを完全に忘れており、撮影していません!よって公式HPより画像を拝借いたします)




うーん!想像通りのザラッとした凹凸のある質感!ワークトップ上をノックしてみた感触も心地よく「コンコン」と鳴り、重すぎず軽すぎない絶妙の感覚!


そしてくのーるがもっとも感激したのがワークトップとシンクの継ぎ目です。昨今は各メーカーの技術力も向上し、ワークトップとシンクの継ぎ目がないキッチンも増加してきております。


もちろん人造大理石の第一人者であるトクラスも例外ではないのですが、テノールのワークトップでも継ぎ目が全くなく、なめらかな曲線を描いてシンクと接続されています。


他社においても、人造大理石のワークトップから人造大理石のシンクへの接続は比較的継ぎ目をなくしやすいと思われますが、それ以外のグレードの高いワークトップ(クォーツストーン・御影石等)はステンレス製シンクになることも多く、継ぎ目はおろか、そもそも人大シンクを選べないことも多いです。


そんな状況で、トクラスのこの仕様には感激せざるを得ません。


厳密にいうとテノールも人大ワークトップになると思われますが、それでもあの接続の滑らかさはトクラスの技術の賜物でありましょう!


というわけでくのーるは完全にテノール採用待ったなしな気持ちですが、嫁ちゃんはいかがでしょうか…




嫁ちゃん「え、むり、ザラザラいやや」


くのーる「おわた\(^o^)/」




しかし質感ではなく、性能の高さをアピールし、何とか嫁ちゃんの説得に成功!しかし嫁ちゃんからは条件が付けられました。


それは色は嫁ちゃんが選ぶというもの。


くのーるとしては、実物を見て「フレークシルバー」と「バーストブラウン」は避けたいと思っていたところです。


さあ嫁ちゃんの選択は…




ソルティホワイト!




決まりました!テノールカウンター ソルティホワイト採用です!




いやー、一時はどうなることかと思いましたが何とか採用までこぎつけました。


くのーるの理想はこのような赤黒キッチンでした。




しかし、さすがに趣味満開過ぎて嫁ちゃんの大反対を受けることになったため、これ以上食い下がることもできず諦めることに。


嫁ちゃんはこのような赤白か青白のカラー気に入っているようです。




この中ならくのーるは赤白希望というところですかね。
青白は暗く見えすぎてマッチしない印象なので、せっかく白ベースの内装予定なので映える赤白の採用が望ましい…


色の最終の決定は後日になりそうなので、その際にでも。


その他タッチレス水栓や、サイクロンフード、ミーレ食洗器など機能的なオプションも追加し、泉北ホームへ見積もりも送っていただくこととなったところで今回の見学は終了となりました。




というわけで今回はトクラスのショールームを見学したわけですが、素晴らしいキッチンでした。ほかのメーカーも見学予定ではありますが、99パーセントはトクラスで決定する気持ちです。


あとはオプションの金額次第というところです。果報は寝て待てですね。




そういえば泉北ホーム施主のプログを読んでいると、ショールームでよく「泉北ホームの標準は充実している」と言われる、と目にするのですが、くのーるも言われました〜笑


テノールについても、他のハウスメーカーだとオプション金額が数十万円になることもあるとのことでした。


泉北ホームすげー(^o^)/


ということで今回はここまでです〜。






ここまでご覧頂きありがとうございます!よければ次の記事にも来てくださいね!以上、くのーるでした(^_-)

第1回設計打ち合わせ

みなさんどうもこんにちは、くのーるです!




いよいよくのーるの家づくりが設計打ち合わせに突入しました!


契約から4ヶ月が経過しようという頃合いでしたが、くのーるのモチベーションは何とか耐えてくれました(^O^)




さて、設計打ち合わせの内容に触れる前に、泉北ホームで革命ともいえる標準仕様の変更が発表されました。


それは+Cermo仕様において、窓の標準仕様がAPW430になったというもの!


(泉北ホームHPより)


いやーついに来ましたね。


APW430のような樹脂サッシ・トリプルガラスは高気密・高断熱住宅を目指すうえでは重要なポイントとなります。
しかし泉北ホームの+Cermoの標準サッシはAPW330(樹脂サッシ・ペアガラス)でした。


多くのハウスメーカーがアルミ樹脂複合サッシを標準としている現在の建築業界においては、APW330を採用しているだけでも優秀といえると思います。


しかし+Cermoを選択するような気密と断熱の意識を持っている方が、納得できるような高気密・高断熱住宅を目指す上では、やはり樹脂トリプルサッシを採用したいところではあります。


くのーるが契約した2020年2月は、キャンペーンでAPW430が標準となっていましたが、これがなければおよそ60万円程度のオプションとなっているとのこと。(営業Mさん談)


そう、建築業界で高気密・高断熱というワードが流行りはじめている現状でも、樹脂トリプルサッシはまだまだなのです・・・


そんなAPW430が、今回+Cermoで標準化されたことはまさに革命といってもよいのではないでしょうか!!




ということで前置きが長くなりましたが、2020年1月~2月に契約した無償化APW430組の1期生であるくのーるの、第1回設計打ち合わせについていきまーす(^O^)


担当設計士はKさんです!これからよろしくお願いしまーす!


(なお、設計打ち合わせは基本的に1回あたり3時間となっているのですが、今回は約5時間という、長話が好きな校長先生もびっくりの打ち合わせ時間となってしまいました・・・
Kさん本当に遅い時間までごめんなさい・・・でも嫌な顔せず対応していただいてくのーるは感謝しております。ありがとうございます!)




今回の設計打ち合わせでは、事前にくのーるが用意しておいた要望集のエクセルシートに基づいて、約60項目を検討することとなりました。


その全てを書くのは現実的ではないため、主要なものを抜粋していきますね~




【建物位置】
まずこちらをご覧ください。




これは営業図面確定時の土地形状と建物配置図です。


まずこの土地を購入する決め手となったのが、


①南(図面上の右側)が約2M下がっており、かつ土地が大きいため、建物を北に寄せることで日射取得が容易になること。
②庭が大きく取れるため、BBQスペースやドッグランなど、外構を巻き込んでの自由な計画ができる。


この2点が主となっています。


基本的には上記配置で問題ないかと思うのですが、しいて言えば建物が真南を向いているわけではなく、10度程度西に向いています。


なので「真南に向くよう建物角度を調整したい」というところから、くのーるの設計打ち合わせがスタートしました。


結論を言いますと、建物角度は現在のままとなる方向です。


理由は、
①北側斜線問題
②庭スペースが犠牲になり、かつ土地の北側に余白が生まれる。
このあたりになります。


はい来ました、北側斜線。
これにぶち当たる施主様はおおいのではないでしょうか。


くのーるもこれに悩まされることになり、「10度程度の調整」と「庭・外観・土地の使い勝手」を天秤にかけた結果、元々建物の振れている角度が大きくないこともあり、後者を選択しました。


真南に正対することを諦めるのは非常に惜しいのですが、「何事もバランスが重要」ということでこの選択をしました。




【床暖房】
泉北ホームでは、標準で床暖房が1ヵ所ついてきます。


床暖房のメリットは足元から暖かいこと、デメリットはイニシャルコスト・ランニングコスト共に高額であること。


高気密・高断熱住宅においては、エアコン1台での空調も可能であり、費用対効果も高いため、高額な床暖房は不要であるというのが通説です。


くのーるとしてもエアコン1台での全館空調を目指しているため、床暖房については使用しない方針でした。


とはいえ、標準で1ヵ所ついてくるのであればわざわざ不採用にする意味もあまりないし、使用しないけれど一応設置しておこうという考えでした。


しかし、今思うとこれが大きな落とし穴でした。




ある日、くのーるはふとこんなことを思いました。




「床暖房ってどうやって、床のどの部分に取り付けるのだろう。


フローリングの下なのは間違いない。熱を伝えるには断熱材が邪魔になるといけないから、断熱材とフローリングの間のどこかの層になるのだろう。


ところで、設置のタイミングはいつなんだろう。
いくつか現場の様子を見ても、断熱材施工→床合板施工→床暖房施工→フローリング施工となっているな。


では、床暖房の温水パイプはどこを通って建物外と接続しているのだろう。


・・・もしかして・・・」




ということで、温水パイプの通り道についてKさんに尋ねてみました。


回答としては「床合板と断熱材に穴をあけ、そこから基礎内を経由して建物外を接続する」というもの。


おーまいがー(●^o^●)


やはりそうでしたか。


断熱材に穴をあけるということは、すなわち断熱欠損が生じるということ。


つまり設置するとした時点で、コスト云々の前に断熱面で不利が生じてしまうのです。


「標準だから使用しないと思うけどとりあえずつけておこう」という考えでここまで来ていたくのーるとしては、間一髪というところです。


この点はくのーるが調べた限りではあまり情報が落ちていなかったので、これからくのーると同様の考えで家づくりや住まい方を検討される方は、再検討してみてもよいのかなと感じました。


泉北ホームではフェノバボード90mmという比較的高級な床下断熱仕様となっているため、極力削りたくないところでもあると思います。


ということで、くのーるの家づくりでは標準の床暖房さえ不採用としました!




今回はここまでとさせていただきます〜!

ではでは!






ここまでご覧頂きありがとうございます!よければ次の記事にも来てくださいね!以上、くのーるでした(^_-)